本来、イギリス英語のスイーツ(Sweets)は、飴玉やガムなど子供向けのお菓子のことを言います。 しかし、日本では大人が食べる高級洋菓子や食後のデザートまでを含めてスイーツと呼んでいます。 お中元にいただく甘いスイーツは、夏バテ気味の体を元気にしてくれます。お中元にもらってうれしい代表的なスイーツをみていきましょう。
・パウンドケーキ パウンドケーキはギフトとしてよく選ばれる焼き菓子の一つです。日持ちがすることと、上品で癖のない美味しさが魅力です。好き嫌いが分かれにくいから安心して贈りやすいというわけなんですね。 パウンドケーキはイギリスが発祥の地です。材料の小麦、バター、卵、そして砂糖を一ポンドずつ使用して作られたことから「パウンドケーキ」と呼ばれました。 実は同じ材料を使ったバターケーキ「キャトルカール」はフランス生まれです。 お中元にはすぐに食べやすいようにカットされて個別包装されたものをお届けすると良いでしょう。
・フルーツケーキ フルーツケーキは大まかに分けると2つのタイプがあります。 フルーツをラム酒やブランデーなどのお酒に漬け込んだもの、あるいはドライフルーツをケーキの生地に混ぜ込んで作ったタイプ。 これは保存性と栄養価が高いという魅力があります。どっしりとした味わいと漬け込みフルーツの風味が個性豊かなので、大人の方に喜んでいただけるギフトと言えます。 一方、スポンジケーキの生クリームの上に新鮮な果物を乗せたり、果物をスポンジに混ぜ込んで作ったタイプ。 旬の果物を使って彩り豊にケーキの表情を演出するので、圧倒的な華やかさがあります。お届け先のお子様にも大人気でしょう。フレッシュなフルーツの美味しさを保つために冷凍便で贈ることになります。お中元のギフトとして選ぶのは大正解でしょう。
・水羊羹 口の中に広がるひんやり・ぷるぷるとした食感。お中元の和菓子として多くの方に喜ばれるのは水羊羹ではないでしょうか。同じく冷やしていただくと最高に美味しいゼリーやあんみつなどとの詰め合わせギフトなどはいかがでしょう。
・カステラ 室町時代にポルトガルから長崎に伝来したお菓子です。はちみつや水あめを使ってしっとりと仕上がったその味は、なぜか懐かしささえ感じるほっとする味です。昔から贈答用のお菓子として定番になっています。 ・どら焼き 二枚の丸い生地で餡を挟んだどら焼きは、ドラえもんの大好物として知らない人はいないでしょう。実は形が銅鑼(どら)に似ているところからこの名前になったという説があり、東京が発祥の地と言われています。 しつこくない甘さのあんこには小豆の風味が香り、皮の香ばしさとハーモニーを奏でます。
日本の夏は不快指数が高いもの。この時期には爽やかで栄養もあって、それでいて大変美味しい果物のギフトも喜ばれます。例えば糖度が高く、強い芳香を持つマスクメロンなどは、旬のありがたみとともにリッチなひと時を感じさせてくれます。お菓子系のスイーツも嬉しいものですが、各種ビタミンの豊富な天然スイーツもまたありがたいものです。
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