お中元とは元々中国の風習から来ているそうです。 旧暦の1月15日を「上元」、7月15日を「中元」、10月15日を「下元」と呼び、この中の「中元」は祖先の供養を行う日とされています。 これが日本に伝わり、お盆の時期に"お世話になっている方へ感謝を伝える風習"に変化しました。 現在の日本ではお中元は7月から8月下旬までがシーズンとされています。まさに夏盛り。酷暑が続く夏を快活に過ごすためには、栄養もあって大変美味しい果物なんかをいただきたいものですね。実に多くの果実がショップを彩っています。
桃の品種はいろいろありますが、高級なピーチはどれも外皮は薄く、果肉はふっくら。盛夏に冷やしておいたピーチを頬張ると、糖度の高い果汁があふれ出てきて、体が喜んでいくのが実感できます。 朝と昼の寒暖差が激しい地域の桃が甘くなると言われています。岡山県、山梨県、和歌山県などが名産地のようです。
味の良さ、香りの上品さ、食べ応え、何をとってもマスクメロンはフルーツの最高峰と言ってもいいでしょう。ところで、なぜマスクメロンというのでしょう?マスクメロンとは、麝香 (ムスク) のような強い芳香を持つメロンというところからきているようです(別名はジャコウウリ)。 日本中で作られていますが、有名なのは北海道の夕張メロン、静岡県のクラウンメロン、南国高知のマスクメロンなどでしょうか。
桜桃(おうとう)とも呼ばれていますが、サクランボは桃の種類ではなく、バラ科のミザクラ(実桜)類の果実です。かわいい赤い実は子供にも大人気。高級なサクランボは「赤い宝石」とまで例えられています。山形県が生産量日本一。「佐藤錦」「紅秀峰」などの品種が有名です。
マンゴーはマスクメロン同様に高価な果物として有名です。真っ赤な色をした完熟マンゴーは、まるで南国に沈む夕日の落とし子のよう。日本ではこのように真っ赤になるアップルマンゴー種が90%以上を占めています。沖縄県や宮崎県で多く作られており、農家の皆さんが一つ一つにネットを被せ、手間暇かけて育て上げます。実はマンゴーはウルシ科の植物なので、一部の方はかぶれに注意が必要です。お贈りする前に大丈夫か先方にお聞きしておくと良いでしょう。
イエローグリーンの色合いがとっても爽やかなシャインマスカットは、実は日本で品種登録されたもの(安芸津21号と白南の掛け合わせ)。皮が薄くて皮ごと食べられ、種無しであること、高貴な香りでパリッとした食感であることなどがシャインマスカットの魅力です。長野県、山梨県、岡山県、山形県などが主な産地です。
甘くてジューシーなパイナップル。美味しいだけではありません。パイナップルは、ビタミンB1、ビタミンA、ビタミンCが豊富です。ビタミンB1は疲労を回復させる働きがあり、クエン酸も豊富なので夏バテ防止に最適です。また、不溶性食物繊維が豊富ですので便秘の予防や解消にも良いとされています。 日本中で出回っているパイナップルの多くは輸入ものですが、中には手間暇をかけて育てた国産の芯まで食べられるブランドも流通しています。
これらの他にも多くの種類がショップにラインナップされています。多様な種類の詰め合わせも選択肢の中に入っていることもあり、贈ってくださる方は実に選びがいがあるでしょう。 お中元ギフト特集はこちら