母の日の由来

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2024年2月29日 更新

イイハナ・ドットコムの『母の日の由来』では、母の日の謎に迫ります。
母の日といえば「5月の第2日曜日」。これってなぜ?
誰がきめたの?そもそも、どうして母の日ができたのか?

母の日プレゼント・花ギフト特集2024

母の日の由来

母の日の由来

母の日を祝う行事の誕生は、はるか古代にさかのぼります。
さまざまな説があり、ギリシャ時代、春になるとレアという“神々の母”といわれる女性の神様をたたえる祭りが行われていたという説などがあります。
現在のように母の日が行われるようになったのは、20世紀初頭のアメリカで母親思いの女性が起こした行動がきっかけでした。

アメリカで始まった母の日

アメリカで始まった母の日

アンナ・ジャーヴィス(Anna M Jarvis)という女性が、自分を苦労して育ててくれた母親の命日に追悼の意を表し、フィラデルフィアの教会で「亡き母をしのぶ」という花言葉の白いカーネーションを霊前にたくさんたむけ、母親を偲んだというのです。
このことが参列者に大きな感動を与え、全米へと広がっていきました。
これを期に、アンナは支援者と共に母に感謝の気持ちを捧げる休日を作るよう、議会に呼びかけました。
やがてその声は大統領にまで届き、1914年のアメリカ議会では、5月の第2日曜を「母の日」と定め、国旗を掲げてお母さんに感謝の意を示すこととなったのです。

日本における母の日

こうして、「母の日」は世界中へと広がっていきました。
日本に母の日が伝わったのは、大正時代、当時青山学院の教授だったアレクサンダー女史により紹介され、キリスト教関係の団体が中心になってこれを広めました。
昭和に入り、3月6日の皇后様の誕生日が母の日となりましたが、戦後、本家のアメリカにあわせて現在のかたちになりました。
当時、母性愛を表すカーネーションの赤い花は母が健在なる人、母が亡くなられた人は白い花を胸に飾り、母への感謝の意を表わしましたが、業界の提唱もあって次第に母に花を贈るというスタイルになっていきました。

このようにして母の日にカーネーションを贈ることが定番になっていったのです。
そして現在ではカーネーションを贈るという型にはまらず、自分が贈りたいものや母親が望むものを贈るのが主流になってきているようです。
とはいえ、赤いカーネーションを見ると、なぜだか母親を思い出してしまうもの。母の日=カーネーションという式は、日本人の脳裏から当分消えることはないのでしょう。

母の日に贈る定番のプレゼント

母の日に贈る定番のプレゼント

母の日ギフトといえば、定番のものから少し珍しいものまでさまざまなものが挙げられます。 喜ばれるプレゼントを選ぶなら、やはりチェックしておきたいのは定番・王道のプレゼントでしょう。 定番のものといえば、例えば以下のようなものが挙げられます。

・花(カーネーション・バラなど)
・名入れギフト
・美容家電
・ケーキ
・キッチン家電

これらのプレゼントは、多くの女性にとって嬉しいギフトになります。 お母さんもきっと喜んでくれることでしょう。

そのためここからは、上記にピックアップしたおすすめの定番ギフトについて魅力を紹介していきます。 贈るときの選び方なども参考にしつつ、最高のプレゼントを選んでいきましょう。

カーネーションやバラ

カーネーションやバラ

母の日といえば、やはり花のギフトが定番かつおすすめです。 代表的な花はまずカーネーションが挙げられます。 また、カーネーションだけでなくバラなどのお祝いを象徴する花も非常におすすめです。

まずカーネーションですが、カーネーションには「無垢で深い愛」という素敵な花言葉があります。 母の日は、日本ではお母さんへ愛情や感謝の気持ちを伝え、プレゼントをするという慣習があります。 まさにそんな一日にぴったりの花言葉といえるでしょう。

なお、そんなカーネーションは色別で花言葉が異なるのも大きな特徴です。 例えば代表的な色別に花言葉をピックアップすると、以下があります。

・赤:母への愛・感動・愛を信じる
・白:尊敬・純粋な愛
・ピンク:女性の愛・感謝・上品・美しい仕草・暖かい心
・オレンジ:純粋な愛・清らかな慕情
・紫:気品・誇り
・青:永遠の幸福
・緑:癒やし・純粋な愛情

このように色によって花言葉は分かれるため、色と花言葉にこだわって選ぶのも素敵です。 この色にはこんな花言葉があって……とメッセージカードに意味を添えておくのも良いでしょう。

一方でバラには、愛情や美しさといった花言葉があります。 こちらもお祝いの機会にはぴったりの花言葉なので、華やかなバラを贈るのもとてもおすすめです。 ちなみに、バラも色によって花言葉は変わってきます。

・赤:あなたを愛しています・愛情・美貌
・白:純粋・深い尊敬・清純
・ピンク:上品・淑やか・可愛い人
・オレンジ:絆・無邪気・信頼
・紫:気品・尊敬・誇り
・青:奇跡・神の祝福・夢が叶う
・黄:平和・友情・愛の告白
・緑:穏やか・希望を持ち得る

このように色別の花言葉を知っておくと、贈る際にはとても役立つでしょう。 なお、カーネーションやバラは、花束や鉢植え、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーなどさまざまなかたちで贈ることができるのも魅力的なところです。

名入れギフト

名入れギフト

特別感のあるプレゼントにしたいときは、母の日に名入れギフトを送るのもおすすめです。 名入れギフトは、名前や好きなメッセージなどを個別で入れてもらえるギフトのこと。 お母さんの名前や「お母さんありがとう」などの言葉を入れてもらえるため、唯一無二で特別感のあるギフトに仕上がります。

名入れサービスのあるギフトといえば、さまざまなものがあります。 おすすめのものは以下の通りです。

・マグカップ
・ボールペン
・タオル・ハンカチ
・タンブラー
・お酒
・キーホルダー
・ネックレス
・湯飲み
・箸

このように日常使いできるものなら、より喜ばれることでしょう。 特にマグカップや湯飲みなどの食器類は、誰でも使いやすいものです。 母の日のプレゼントなら、高齢のお母さんに送る場合も多いでしょうから、年齢も考慮したうえで選ぶことが大切です。 年齢を重ねた大人の女性には、やはりシンプルで大人っぽい雰囲気のあるものがおすすめです。 普段アクセサリーをよくつけている場合は、そのアクセサリーとの組み合わせも考えたうえで贈るのも素敵でしょう。

また、最近は名入れサービスを受け付けてくれるアクセサリーも非常に人気となっています。 お母さんの名前を入れてもらうのでも良いですし、英語で「Happy Mother’s Day」とメッセージを入れてもらうのも良いでしょう。

お母さんにとっては、娘や息子からプレゼントしてもらった思い出の品になるはずです。 いつまでも美しく、そして若々しくおしゃれを楽しんでもらいたい、そんな気持ちを込めたプレゼントにアクセサリーはぴったりなので、ぜひお母さんに合うものを選んでみてください。

美容家電

美容家電

母の日ギフトを選ぶうえで、「お母さんにはいつまでも若々しくいてほしい」という思いが特に強い人は、美容家電を贈るのがおすすめです。

まだまだ若々しく美意識の高いお母さんにとって、美容家電は嬉しいギフトになることでしょう。 特に高価な美容家電は、美容好きな人でもなかなか買える機会がないため、プレゼントでもらえれば喜ぶ女性は多いのではないでしょうか。

母の日ギフトにぴったりの美容家電といえば、以下のようなものがあります。

・ヘアアイロン
・ドライヤー
・スチーマー美顔器
・電動洗顔ブラシ
・電動眉毛シェーバー
・超音波美顔器
・頭皮マッサージャー
・電動角質リムーバー

最新技術が採用された人気の美容家電などは高価なものも多いため、せっかくなら高級なプレゼントを贈りたいという人にもおすすめです。

ケーキ

ケーキ

母の日には、ケーキを選んで送るのも良いでしょう。 ケーキは味や形、デザインなどのバリエーションが豊富にあるため、特にスイーツ好きなお母さんにはぴったりのギフトになります。

特別な日だからこそ、人気店・高級店のケーキを用意するのもおすすめです。 大きなホールケーキを買って、当日は家族全員でパーティーをしながら食べるのも素敵です。 お母さんへのメッセージや名前を入れてもらえる名入れケーキなども人気があります。

また、高齢のお母さんには糖質が抑えられているヘルシーなケーキを選ぶのもおすすめです。 糖質制限中の人でも食べられるように工夫されたケーキギフトもたくさんあります。

キッチン家電

キッチン家電

母の日ギフトに家電を選ぶなら、上の美容家電も魅力的ですが、キッチン家電もぜひ検討したいところです。 キッチンに立つことの多いお母さんですから、キッチン家電には非常に喜んでくれるでしょう。 特に料理好きのお母さんなら、便利な最新のキッチン家電には目を光らせているはずです。

キッチン家電でおすすめのプレゼントといえば、主に以下のようなものがあります。

・電気圧力鍋
・低温調理器
・低温ジューサー
・電子レンジ
・炊飯器
・ホームベーカリー
・ホットプレート
・コーヒーメーカー

調理家電には、便利なものが続々と登場しています。 手間をかけずに料理ができる家電をプレゼントしてもらえれば、高齢のため長時間キッチンに立つのが大変なお母さんでも喜んでくれるはずです。

花言葉からプレゼントを考える

花言葉からプレゼントを考える

母の日のプレゼント選びに迷ったときは、花言葉からインスピレーションを得て贈るものを見つけていくのもおすすめです。 特に花を贈るうえで、どれを選べば良いのか迷っている人には、花言葉でプレゼントを選ぶのが非常に効果的です。

例えば感謝を伝える花言葉と花には、以下のようなものがあります。

・カスミソウ(感謝・無邪気・清い心)
・ピンクのバラ(感謝・上品・淑やか)
・ピンクのカーネーション(感謝・女性の愛・上品)
・スノードロップ(純粋・感謝)
・カンパニュラ(感謝・思いを告げる)
・ダリア(感謝・優雅・華麗)
・フリージア(感謝・友情)

母の日には、お母さんへの愛情をたっぷり伝えていきたい人も多いでしょう。 そんなときは、以下のような花と花言葉がおすすめです。

・赤のカーネーション(母への愛・感動・愛を信じる)
・オレンジのカーネーション(純粋な愛・清らかな慕情)
・緑のカーネーション(癒やし・純粋な愛情)
・赤のバラ(あなたを愛しています・愛情・美貌)
・ストック(永遠に続く愛の絆)
・サルビア(家族愛)
・ブルースター(幸福な愛)
・キンモクセイ(真実の愛)
・フランネルフラワー(いつも愛して)

ほかには、一緒にいることでの幸福や、お母さんの幸せを願う花言葉には、以下のようなものがおすすめです。

・青のカーネーション(永遠の幸福)
・ピンクのチューリップ(幸福)
・タンポポ(幸福)
・アザレア(あなたに愛されて幸せ)
・ルピナス(いつも幸せ)
・クチナシ(とても幸せです)
・胡蝶蘭(幸福がやってくる)
・ベゴニア(幸せな日々)
・スズラン(幸福が訪れる)
・福寿草(幸せを招く・永久に続く幸福)
・イチゴ(幸福な家庭)

ちなみに、「親孝行」の花言葉を持つ花には、「ユキヤナギ」があります。 母の日は親孝行のタイミングとしてぴったりなので、プレゼントを選ぶ際には参考になるのではないでしょうか。

このように花言葉を意識したプレゼントは、一工夫入れたプレゼントとしてとても魅力的です。 とても喜ばれることは間違いないので、プレゼント選びに困ったときは、母の日にふさわしい花言葉から探すこともぜひ考えてみてください。

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